14年前の留学生たち、今は何をしているか(その1)

好きなこと

久しぶりに記事を書きます、🌼です。いつの間に、カメラとアウトドアの記事でいっぱいになっていますね(笑)。

今日は土曜日です、旦那の🌲は朝早くから登山に出かけました。自分は留守番で、本を読んでいて、本に書いている内容に引っかかって、記事を書きたくなりました。

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書きたい内容はタイトル通り、14年前に留学のために来日した私と、私の周りの留学生たちの”今”、そして、私の感想です

周りの日本人の方からも時々、”🌼さんの一緒に留学していた友達と同級生は今何をしているの?”と聞かれます。私も、あの時留学という同じ道を歩んでいた友達と同級生たちは、今それぞれ異なるキャリアや生活を過ごしていることに色々思ったことがあるから、この記事を書くことにしました。

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帰国v.s.日本で就職

私と一緒に仙台の大学の経済研究科(大学院)に留学していた中国人の同級生は20名以上いました。経済研究科に限らなければ、知り合いの留学生先輩や後輩も入れると少なくても50人はいました。

その中、今、日本にいる同級生は二十数名のうち、10人未満です。やはり帰国した人のほうが多いです。なぜかと言うと、一番の理由はやはり中国にいる家族からの期待でしょうね。ほとんどの人は一人っ子ですし、親は子供を自分の近くにいてほしいということも普通でしょうね、もちろん子供の意志を最優先して自由にさせている親もたくさんいます(私の親はそうですね)。

大学の研究室から見るキャンパスの風景

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出産を機に人生のやりたいことが見つけて、サラリーマンからデザイナー&起業家に転身

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友達のSさんは卒業後、製造業大手に入社して調達の仕事をしていました。能力が高くて、入社3年目に1年間海外駐在も任されていた。帰任した後は産休・育休に入った。

ある日、出産祝いを持ってSさんの家に遊びに行きました、いつ復帰するの?と聞いたら、Sさんから”実は仕事を辞めたんだよ”と告げられて、”えっ?!”とびっくりしたことは今でも鮮明に覚えています(笑)。キャリアウーマンかと思っていましたから(笑)。

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娘を持ったSさんは、昔からファッションなどが好きでした。娘の服や靴などを選ぶたびに、”手頃で可愛いデザインがない”、と思っていたらしいです。段々、”自分でデザインしたい”という考えが強くなり、昔からもそういった考えがあったようです。

最終的に、デザイナーになるため、仕事を辞めて、デザインの専門学校に入学することになりました

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私がこれを知った時、本当にびっくりで尊敬していました。大手での安定した仕事(且つ高い評価をもらっているのに)を諦めて、”夢”を追うなんて、その勇気と行動力に感心しました、しかも基礎があったわけではなく、お金を出して”デザインを学ぶ”からスタートするのは、本当に勇気が要ります。

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あれから、彼女は平日に育児+宿題をやる、週末は学校、という”昔の仕事よりも忙しい”という日々を2年間過ごしまして、無事にデザイン学校を卒業できた。娘さんも2歳になり、時々可愛いワンピースを着ている写真を見ます、間違いなくSさんのデザイン+自作ですね。

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そして1年くらい経った後、彼女はもう起業家。自分のブランドを立ち上げました

デザイナーだけではなく、起業家でして、さらに自分のホームページを作るため、彼女は勉強して、自分のブランドのホームページまで作りました!本当にすごい人です。

Sさんが作ったブランド

彼女の娘さんが小学校に入る今、SさんのブランドはInstagramで1000を超え、高島屋や丸井などでも時々Popip出店しています。

途中は色々大変で、今も忙しくて大変みたいですが、自分のやりたいことを一生懸命やっている彼女は、本当にカッコ良くて、羨ましいと、私は思っています。

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小学校、中学校、高校、大学、就職といった人生の道は、最初はみんな同じ、学校・会社などの違いがあっても、基本みんなは同じ道を歩んでいます。みんなで同じ道だから、何も考えずに、ただみんなに付いていけばOK、”やるべきこと”をちゃんとやっていれば心配がない、評価される。

しかし、就職した後、分かれ道になります。

思いを持った人は進む道を知っているのに対して、今までただみんなに付いてきた人は道を見失います。私は後者でしょうね。やりたいことは何か、今でもよく分からないです。それでも仕事も生活も普通にしていて別に困ることはないですが、Sさんのように”夢”に向かって進む、というライフスタイルは憧れます。正直、自分の”夢”を持ちたいですね。”夢”を見つけることは簡単のようで難しい、今まで”やるべき”ことばかりやってきた自分は、”やりたい”ことは難しいです。

しかし、諦めたくないです。歳は30も過ぎましたが、60になっても諦めたくないです。色々トライしてみて、やりたいことが見つかると信じています。たとえ最後まで見つからなくても、少なくとも色々トライしたことは良いプロセスになるだろう、と思います。

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また次回は、同じく私が尊敬するTさんのことを書きます。

彼女も、ただただのサラリーマンからイギリスのMBAに入学して、今はスペインのある島でフリーランスをやっています、羨ましいですね〜

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