軽量テントの最適解!Six Moon Designs 「ルナーソロ」レビュー

私が一番愛用しているテント、Six Moon DesignsのLunar Solo(ルナーソロ)を紹介します。

ルナーソロは軽くて使いやすくてかっこいい

テント泊登山をやる方で、ウルトラライトに興味がある方は一度はルナーソロの名前を一度は聞いたことがあるはず。ルナーソロはアメリカのSix moon desginsというメーカーが販売している非常に有名な商品です。

Six moon designs HP(https://www.sixmoondesigns.com/)より引用

こちらのテントはアメリカのハイカーの中で流行し、アウトドア雑誌でエディターズ・チョイスに選ばれたことで一気にネット上でも広まりました。私も愛用しているこのテントのいいところ、悪いところをご紹介します。

ルナーソロのいいところ

驚異的な軽さ

iPhone11とのサイズ比較。ルナーソロのスタッフザックはまだまだ圧縮できます。

このテントの特徴はわずか740gという軽さです。

通常の1〜2人用の山岳テントの重量は約1kg~1.5kg(自分が初めて買ったテント、モンベルのステラリッジ2も2人用として軽量なテントな部類に入りますがそれでも約1.2kgあります)なので、半分近く軽いです。

この軽さの理由は2つあり、シングルウォールテントであること、トレッキングポールを支柱として使えることがポイントです。

左がルナーソロ、右がステラリッジ2の一式。ステラリッジはテント本体に加え、フライ、テントポールを持っていく必要があります。

山岳テントの多くは、人が居住する「インナー」(テント本体)の上に、雨風を避ける屋根の役割をする「フライ(レインフライとも言う)」という撥水性のある布をかぶせる2層構造(ダブルウォール)が一般的です。一方、ルナーソロはインナーとフライが分かれていないシングルウォールなので布が少なく軽量です

また、トレッキングポールを支柱として使えるため、テントの骨組み(テントポール)を持つ必要がなくなります。1つの道具に2役持たせることで、荷物を減らすことができるのです。

私がルナーソロと一緒に使っている愛用のトレッキングポールのレビューはこちら

軽さのために快適性を犠牲にしていない

ルナーソロはテントの快適さとタープの軽さを併せ持っています。

軽さを追求するウルトラライトハイカーの中には、テントの代わりにタープ(屋根だけのテント)を使う人がいます。タープは普通のテントより布面積が少ないため軽量化には適していますが、快適性はテントに劣ります。

↑タープのイメージ。写真はPaago worksのニンジャタープ

タープで寝泊まりする場合、屋根しかないので地面とタープの間には常に隙間があります。そこから虫がタープ内入ってきたり(自分的はここが一番ネック!)、雨風がある程度居住空間に入ってくるので、そこを我慢できる人だけが使えるアイテムです。もしくはタープでも過ごしやすいロケーションをしっかり選ぶ必要がある、上級者向けのアイテムと言えるでしょう。

ルナーソロはタープに壁と床がついたような作り。

その点、ルナーソロの構造はタープ(屋根)にメッシュの壁と床がついた構造になっており、きちんと外界と隔離された状態を作れるのです。

フロアのおかげで地面が濡れていたり水が溜まっていても(きちんとシームすれば)浸水する心配はありませんし、メッシュのおかげで虫が入ってくる心配もありません。

アウトドアは好きだけど虫は苦手!という方は多いと思います(自分がそう)。そんな方は、ルナーソロを使えば快適と軽さを両立できますよ!

室内がとにかく広い

また、一人用のテントの中でも床面積が非常に広いので、寝るときも快適です。

身長175cmの私が横になっても頭と足のスペースに余裕があります。

さらにスリーピングマットの横にザックを置いておけるほどの余裕があります

テント内での写真。スリーピングマット横にたくさんものをおけるくらい広い!横においているのは山と道のThree

室内だけでなく、テントの土間部分も普通の1〜2人テントよりも広いため靴を置くだけでなく、ガスバーナーを置いて料理ができるくらいのスペースがあります。

テント内から出入り口を見た様子。土間スペースが広いので、靴はもちろん荷物を置いたり色々使えます。
テントのサイズ感 Six moon designs HP(https://www.sixmoondesigns.com/)より引用

デザインがかっこいい

河川敷で試し張りした時の様子

これは好みもあると思いますが、とにかく見た目がスタイリッシュ。ワンポールテントの特徴であるピラミッド形状が好みです。山岳用のテンによくあるドーム形状よりもなんだかかっこいいですよね。

実は自分がこのテントを買おうと思ったきっかけも、テント場で隣の方が使っていて「なんじゃこのおしゃれなテントは?」と思ったのがきっかけでした。

モンベルのステラリッジ2を使っていた私は、平標山でルナーソロに包囲されたのだった。。。

コスパの良さ

アウトドアギアはとにかくコスパで選ぶ私ですが、ルナーソロのコスパは非常にいいです。本国のサイトで$250なので、日本に取り寄せた場合の諸費用も入れると日本円換算で約¥40,000(1ドル140円換算)になります。

この手の一人用超軽量テントは、相場は¥60,000ほどします。

例えば、ローカスギアのKuhu HBは¥59,000、ビッグアグネスのフライクリークは¥56,000、ファイントラックのカミナドームは¥68,000と、競合の価格に対して非常に安い!1〜2人用テントとして最安ではないものの、機能と価格のバランスが非常にいいテントであることは間違いないです。

ルナーソロのイマイチなところ

シングルウォールなので多少結露する

テント泊すると、テントの内壁に多少の結露が発生します。(どのテントでも発生します。)

シングルウォールテントとしては、通気性の良さもあって少ないほうだとは思います。結露がひどいテントはたれてくる水で寝袋が濡れるなんて話も聴きますが、今の所シュラフに垂れるほど結露したことはなく、うっすら内壁に結露していたくらいです。気になる方は注意しましょう。

明け方テント内から撮った写真。多少結露してましたが、たれてくるほどの水分ではなく安眠できました。

設営する場所を少し選ぶ

ワンポールテントなのでちゃんとペグが刺さる場所でないと設営が難しいです。ワンポールテントは1本のポールをロープの張力をかけることで立ち上げているため、ペグとロープなしでは自立できません。また、唯一の骨組みであるトレッキングポールが倒れると倒壊してしまうので、強い風に弱いのです。

また、通気性が良い構造である反面、寒すぎると快適に眠れません。春夏秋しかテント泊しないので自分にはあまり問題にならないですが。。。

標準ではシームのシーリング処理がされていない

普通の山岳テントは縫い目から水が滲みて来ないように、縫い目(シーム)をテープや樹脂で埋めるシーリング処理がされているものですが、ルナーソロは標準ではシーリング処理されていません。追加料金を払ってメーカーにやってもらうか、シーリング剤を買って自分でやる必要があります。私はネット上でメーカーのシーリング処理が甘かったという書き込みを見つけて心配になった+安く済ませたいのもあり、シーリング剤を買って自分で塗りました。

シーリング剤の塗り方はネット上で調べてみてください。参考になる情報がたくさん出てきます。

日本で買うと高い

Lunar Soloの本国での価格は$250です。(2022年12月時点)

日本では輸入業者が販売していますが、約5万円で売っています。手数料込だと考えてもちょっと高すぎますね。

メーカーサイトから直接買いたいところですが、残念ながら海外配送に対応していないため転送サービスを経由する必要があります。転送サービスとは、一旦アメリカ国内の倉庫(代行業者のもの)宛に自分のお金で購入して、その倉庫から自分の住所に転送してもらうサービスです。これで海外配送に対応していないサイトからでも購入できます。私が利用した際は転送サービス利用で約$35がかかりました。

ちなみに私が使ったのはプラネットエキスプレスというサイトになります。転送サービスの中では結構メジャーなようです。

まとめ

適正価格で入手するのが少し難しい商品となってしまいましたが、非常に良い商品なのでみなさんもぜひルナーソロを使ってみてはいかがでしょうか。テント泊がより楽に、楽しくなりますよ!

火打山の高谷池ヒュッテで使ったルナーソロ

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