【フィルムレビュー】Kodak UltraMax 400の特徴と作例

フィルム

Kodak UltraMax 400の特徴

新しくなったパッケージ

Kodak UltraMax 400は、コダックが長年販売している定番の35mmカラーネガフィルムです。

ISO感度は400で、日中の居外撮影から室内のスナップまで広いシーンで使える汎用性の高いフィルムです。独特の色味と粒状感が特徴で、特に青の発色とコントラストの強さに個性があります。価格は36枚撮りでおおよそ¥ 2,000。Kodakの中では少し高めの価格設定です。

UltraMax400の特徴といえば「青さ」。シャドウ、ハイライトともに青みがかった色になる印象で、その青さがなんとも言い表せない雰囲気のある色味を作ってくれます。また、解像感が高くコントラストの高めのフィルムなので「くっきり写る」印象があり、スナップ用途にも人気のある1本です。

FUJIFILM 400がナチュラル系なら、UltraMax 400は色味に味がある“クセ強め”な常用フィルムと言えるかもしれません。

Kodak UltraMax 400の作例

ContaxT2

作例を紹介していきます。

カメラはContax T2を使いました。基本的に全ての写真をContax T2の露出補正を+1して撮影。データ化にはSony α7c2Tamron 90mm F2.8(Nikon Fマウント用)でスキャンしました。※Lightroomのフィルムスキャン用のプラグインNegative Lab Proを使ってカラー補正をしています。

国際フォーラムの内部の写真。建物の構造はシャープに移しながら、フィルムらしい粒状感が雰囲気を出してくれています。ハイライト側の建物の柱に青みがかっている感じが特徴的です。

喫茶店での1枚。窓から差し込む光にも薄っすらと青みがかって見えます。高いコントラスト、シャープさと青さ、UltraMaxの特徴が出ている気がします。

ジブリ美術館のロボット兵のオブジェ。ロボット兵のディテールがシャープに写っていて解像感があります。青空が鮮やかに写ってます。

こちらはラーメン屋のカウンター(どこのお店かは忘れました)。室内の光の中では、癖強い感じはあまり出ておらず、優等生な写り。これが常用フィルムとしての本来の実力なのかもしれません。

公園にて。屋外で撮った写真、肌を見るとやはり少し青みががっているように見えます。日光の下で撮ると独特の青みが出やすいのかもと思ってます。

使ってみた感想

Kodak UltraMax 400は、筆者にとって“クセになる”フィルムでした。

比較すると、これまで使ったKodak Gold 200に比べてコントラストが強く、青の出方が独特。コントラストの高さでいうと、FUJIFILM 400Kodak UltraMax 400Kodak Gold 200の順位かなと思います。ときに不自然に感じるほど青みがかかることがありますが、それが逆に記憶に残る印象を与えてくれます。

自然な描写を求める人にはFUJIFILM 400の方が向いているかもしれませんが、ちょっとドラマチックな描写を求めるならUltraMax 400はぴったりだと思います。自分はUltraMax400で偶然得られる独特の色味を求めてつい使ってしまいます。

今後はこんな感じで使い分けたいと思いました:

  • 日常を自然な色合いで記録したい → FUJIFILM 400
  • ノスタルジックな雰囲気を強めに出したい → Kodak Gold 200
  • 解像感のある写り、独特の青みで味のある写真を取りたい → Kodak UltraMax 400

“味のある写真”が撮りたいとき、UltraMax 400は頼れるフィルムだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました