はじめに
スポーツバイクを購入した後、買わなきゃいけないアクセサリーって結構多いんです。特に最近はオンラインで自転車を買うのが普通になったことや、自転車屋さんが身近にないなどの理由で、アクセサリーについて相談相手がいない人もいると思います。もしくは自転車屋さんは近くにあるけど、正直自転車屋よりもAmazonなどのほうがアクセサリー類の品揃えも価格も優れているので、オンラインで購入したいという人も多いでしょう。
自分も今回オンラインでKona Rove ST DLを購入したのもあり、必要なアクセサリー選びに結構苦労しました。初めてスポーツバイクを手に入れた方に向けて、自分が実際に選んだものをベースに、必須のアクセサリーとあったほうが良いアクセサリーをご紹介します。参考にどうぞ。
絶対必要なもの
ペダル
スポーツバイクにはペダルが付属していないことが多いため、これを買わないとまず始まりません。フラットペダルやビンディングペダルなど選択肢はたくさんありますが、初心者の方はまず日常使いしやすいフラットペダルを選ぶのが一番いいと思います。以下の2つの商品がおすすめです:
- MKS GAMMA ペダル
軽量でリフレクターも装備され、安全性と快適さを両立した定番ペダルです。初心者にも扱いやすい設計になっています。 - MKS ALWAYS ペダル
耐久性が高く、長距離走行でも安心して使用できるペダルです。特にツーリング用途に最適で、多くのライダーから信頼されています。
工具
使っているとサドルやハンドルの位置調整で工具が必要になってきます。本格的に自分でメンテナンスしなくても、工具は持っておきましょう。以下の製品がおすすめです:
- TOPEAK ミニ 6-L 重量73gのシンプルなツールセット。コストパフォーマンスに優れ、初心者にもおすすめです。これを使っていて工具が足りなくなったことはありません。
フロントライト
夜間はフロントライトの着用が義務付けられており着用が必須です。視界の悪い環境での安全走行にはフロントライトが欠かせません。明るさで色々なタイプが売っていますが、300ルーメン以上の明るさの商品を選ぶことをおすすめします。以下の製品がおすすめです:
- レザイン KTV Drive Pro 300+
IPX7防水仕様で耐久性が高く、300ルーメンの明るさを持つフロントライト。USB充電しながらの点灯もできて、長時間のライドでも安心です。USB-Cで充電できるものポイント高い。 - レザイン MICRO DRIVE PRO 1000+
こちらは上記のライトよりも明るい1000ルーメンのバーション。USB-C対応など良い機能もそのまま。こちらのほうが光が強く、街灯が少ない場所を走るときなど活躍します。
ベル
道路交通法により、自転車にはベルの装着が義務付けられています。歩行者や他の自転車に存在を知らせるための重要なアイテムです。以下の製品がおすすめです:
- 東京ベル (TOKYO BELL) マイクロフレックスベル ブラック TB-510FB3
コンパクトで洗練されたデザインのベル。法律で必要とはいえめったに使わないので、軽くで自転車のデザインのノイズにもならないこういったシンプルな物がおすすめ。
リアライトまたは反射板
夜間の走行のためにリアライトまたは反射板の装着が法律で義務付けられており装着が必須です。後方からの車両に存在を知らせる役割を果たします。以下の製品がおすすめです:
- Knog プラス
クリップとマグネットで簡単に取り付けられるスタイリッシュなリアライトです。IPX7の防水性能を持ち、USB充電に対応しています。しかもケーブル不要。20ルーメンの明るさで、視認性と利便性を両立しています。
ヘルメット
ヘルメットは安全面で最も重要なアクセサリーです。着用は執筆時点では努力義務ですが、安全のためにもしっかり直用しましょう。MIPS(Multi-directional Impact Protection System)が付いていると、より安全性が高まります。また、購入に際しては安全規格の認証(例:CE、CPSC、JISなど)が取れている製品を選ぶことが大切です。
安全性で比較したいのであればアメリカの大学が実際にヘルメットを試験した結果を掲載しているVirginia Techのヘルメット安全評価サイトを参考にして、適切な製品を選ぶのも良いでしょう。機能の多さや価格と安全性には意外と関係性が無いのもわかって面白いです。特におすすめなのは、
- GIRO REGISTER II ヘルメット (XLサイズ対応)
このヘルメットはXLサイズがあり、バイザー付きで価格も比較的手ごろなため、コスパに優れています。上記のVirginia Techの評価でも旧モデルですが試験済みで安全性はお墨付きです。
鍵
自転車を盗難から守るためしっかりとした鍵が必要です。以下の2つの製品がおすすめです:
- CROPS ワイヤーロック Q5-COCON
持ち運びやすく、軽量なワイヤーロック。短時間の駐輪時に便利です。コンパクトで使いやすいのが特徴です。自分は長時間駐輪しないのでこちらを選びました。 - ABUS U字ロック ウルトラミニ410
高い耐久性とセキュリティ性能を誇るU字ロック。切断やこじ開けに強く、信頼できる製品です。同じ場所に長時間駐輪する場合など、悪意がある人が工具などを持って解錠する可能性があるシチュエーションではとこちらを選びましょう。Youtubeなどで動画がありますが、工具で破壊しようとしてもほぼ開けられません。ただし重いです。
フロアポンプ
フロアポンプもバイクのアクセサリーとして欠かせません。ロードバイクはタイヤの空気圧をきっちり管理しないとタイヤの性能を発揮できず快適に走れなかったり、パンクのリスクが増えたりと、その性能を使い切れません。また、調整した空気圧も3日ほどのライドで圧が下がってしまうと言われているので、圧力計付きのフロアポンプを購入して定期的に空気圧を調整しましょう。おすすめの商品として、以下の2つがあります:
- パナレーサー BFP-04AGA 本体がアルミでできており頑丈で精度の高いポンプで、米式・仏式バルブに対応しており、簡単に高圧まで空気を入れることが可能です。値段も手頃で、日本メーカーなのも安心。
- トピーク ジョーブロー スポーツ 3 使いやすさと耐久性に定評があるトピークのポンプ。こちらも使っている人多いです。パッキンなどの消耗品も別で販売されているので、自分で修理して長く使い続けたい人にはおすすめ。
あったほうがいい(必須ではない)アクセサリー
トルクレンチ
スポーツバイクの各部品を適切なトルクで締め付けるために、トルクレンチは非常に便利です。部品の締付けがゆるくて事故を起こしたり、逆に締め付けすぎて部品を壊したりする可能性があるので、適正トルクで締めることは重要。特に壊れやすいカーボンフレームや高精度パーツを扱う際には必須と言えます。
- BIKE HAND トルクレンチセット コンパクトな設計の簡易的なトルクレンチセット。個人でトルク管理するならこのレベルで十分でしょう。価格も約2,000円と安い。先端のアタッチメントで自転車で必要な作業は一通りできるので幅広い用途に対応します。
チェーンルブ(チェーンオイル)
チェーンの摩耗を防ぎ、スムーズな走行を実現するために、チェーンルブは重要です。特に長距離を走る場合や雨天後のメンテナンスには欠かせません。以下の製品がおすすめです:
- Finish Line ドライ テフロン チェーンルブ
優れた潤滑性能と耐久性を備え、晴れの日メインでの使用に最適です。 - Muc-Off C3 セラミックチェーンルブ ウエット
セラミック配合で高い潤滑性能を発揮し、静かで効率的なペダリングをサポートします。
タイヤ交換キット
パンクやタイヤの劣化に備えるため、タイヤ交換キットを持っておくと安心です。以下の製品がおすすめです:
- シュワルベ チューブ 耐久性に優れたシュワルベ製のチューブは、信頼性が高く、長距離走行でも安心です。いろんな素材が売っているので自分にあったものを選びましょう。
- タイヤレバー パンク修理やタイヤ交換時に欠かせないツール。軽量で持ち運びやすく、使い勝手も良好です。
携帯ポンプ
出先でのタイヤの空気圧調整やパンク修理には携帯ポンプが役立ちます。軽量で持ち運びに便利な製品が多くあります。
- パナレーサー BMP-23AEZ-S 重量100gで軽量、空気圧管理が手軽に行えます。長距離ライドにも適した設計です。
バイクスタンド
メンテナンスや保管の際に便利なバイクスタンドは、持っていると非常に重宝します。ロードバイクは室内保管推奨なのでスタンドはあったほうがベター。最近主流のディスクブレーキを搭載した車種では、使えるスタンドが限られるため注意が必要です。以下の製品がおすすめです:
- GORIX KW-30
中国製の安価なスタンド。折りたたみ式でコンパクト、軽量ながらもしっかりとバイクを支えることができます。タイヤで支持するタイプなので、ディスクブレーキでも問題なく使えます。
おにぎりリフレクター
これは完全に自分の趣味ですが、法律で義務付けられているのとは別におにぎり型ののぶら下げるタイプのリフレクターをつけています。海外のバイクパッカーが使っているもので何だか雰囲気が出るのと、実際に視認性も上がるので事故防止にも貢献!以下の製品がおすすめです:
- R250 おにぎりリフレクター
ユニークなおにぎり型のデザインが特徴で、高い反射性能を持つリフレクターです。機能性と遊び心を兼ね備えたアイテムです。コスパがいいのはこれ。 - ブルーラグ トライアングルリフレクター
日本におにぎりリフレクターを流行らせた火付け役。見た目にもおしゃれで、スタイリッシュなデザインのリフレクター。愛車をおしゃれにカスタマイズしたい方におすすめです。
まとめ
ここまで紹介した通り、買わなきゃいけない物が意外とたくさんあります。こちらのページを参考に、コストと時間をかけずにサクッと揃えて、自転車をより楽しんでください。
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