読書:「Atomic Habits」習慣を変えたら、人生が変わる

こんにちは,下午好。🌼hanaです。

あなたは習慣・ルーティンは良いものだと思いますか?

少し漠然の問題ですが、習慣・ルーティンは良いもの、ぜひあなたに合った習慣を作って欲しいと思っています。

30代までの自分は、”人生って、毎日新しい何かを得られるのが理想、毎日繰り返ししている習慣は要らない”と思っていました。繰り返しする習慣やルーティンは自分の脳をバカにさせると思っていました。

今の自分は、考えが変わった。

習慣やルーティンこそ、理想な人生を実現する最強のツールだと思っています。自分の考えを変えさせたのは何冊の本、そして本を読んで実践してきた実体験です。

今日は自分を納得させた、かつちゃんと実践して有効だった一冊をご紹介します。

「Atomic Habits」

和訳は:ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

(正直、あまり内容と相応しくない訳名だと思っています・・・)

2018年10月に初版された本で、わしが読んだのは2020年の12月でした。時代と関係なく、いつ読んでも収穫がある本です。

Why: なぜ読もうとしたか?(何を本から得られるか?)

2020年末に2回目の転職を機に、2ヶ月の休暇をいただきました。コロナの関係で基本は毎日も家にいたので、自分のこれまでの仕事とこれからの仕事についてもたくさん考える時間がありました。その時、他の本を読んでいて、その本では”習慣”がとても重要で、理想な人生を作るために不可欠なものだとあったが、本の全体の内容は”習慣”にそこまで深掘りしていなかったので、習慣について網羅的な本を探して確かめようと思いました。

「Atomic Habits」を読む前に、わしの中の確かめたいポイントは

  • 習慣とルーティンは私たちの発想を狭くしたり、新しい学び・体験をlimit(制限)したりしないか?
  • 習慣を通じて、本当に理想な人生を作れるか?なぜ?
  • 自分の既に知っている習慣の作り方以外、何か新しい作り方がある?

 

読み終わった後、自分の納得できる答えがありました

  • 習慣とルーティンは私たちの発想を狭くしたり、新しい学び・体験をlimit(制限)したりしないか?
    • →その逆。生活の色々な場面で、知らず知らずうちに、どうでもいいことに私たちのエネルギーが費やされる一方、本当に重要なことに使えるエネルギーが足りていない
    • 習慣があるからこそ、注意力、集中力、決定力などを支える”エネルギー”、そして時間などが節約されて、本当に重要なものにエネルギーを使える。その結果、より自由に発想できたり、自由に学び・体験できる
  • 習慣を通じて、本当に理想な人生を作れるか?なぜ?
    • ”人生のゴール”を実現するのが日々の積み重ね(習慣)の結果、自分に合った習慣が作れば、ゴールの実現も近くなる
    • 習慣化できれば、ストレスや苦しい時にでも、いつも通りに(エネルギーも使わずに)継続できる、ゴールから外れないようにしてくれる
    • ストレスや疲れている時、苦しい時にこそ、毎日やっている習慣から癒される
  • 自分の既に知っている習慣の作り方以外、何か新しい作り方がある?
    • 確実にある
    • 正しい作り方がわかれば、習慣作るのが難しくない

How: どう正しく習慣をつくるか?

本では多くの実例や心理学の実験の紹介をしながら、習慣の作り方のポイントを解説してくれました。わしにとって学びが多くて、何枚もメモを取りました。ここでは何点か選んでご紹介します。

  1. make it obvious 見える化させよう
    • 健康な食生活をしようと思って、りんごなどナッツなどを買ってきたが、結局存在が忘れられて、気づいた時に既にダメになっていたり、不健康な食生活になっていることがないか?
      人間は、見えないものに注意も払わないので、習慣を作りたいなら、まずそれを見える化しよう
    • 見える化の一つの有効なやり方は、新しく作りたい習慣を、既存の行為にくっつける(セットにする)こと。例えば読書の習慣を作りたい場合、本を鏡の前に置き、歯を磨き終わった後に本を取ってベッドで読むようにすれば忘れないだろう。
  2. make it attractive ご褒美しよう
    • 作りたい習慣とポジティブな感覚(want)とつなげることで、習慣も長く続けるだろう
  3. make it easy 自分に優しくしよう
    • 先ほどの既存の行動(習慣)とくっつけることもそうだが、ポイントは自分に考えさせないこと。できれば作りたい習慣の”自動化”を作ろう。
    • ”阻害物”を全部取り除こう、環境は人の行動に与える影響は想像以上に大きいので、手間、距離、阻害してくる人など、邪魔するものを事前にクリアしよう。
    • 何かの理由で継続できなくなったとして、2回連続してやらないのは避けよう〜最初の段階は、自分に優しくして、習慣を実行した回数が実行しなかった回数を上回っていればOK、重要なのは続けること
  4. make it satisfying 自分の”成果”も見える化しよう
    • 例えば自分の習慣をトラッキングして、頑張って継続したことをちゃんと目に見える形にしよう。
自分の読書メモ(汚くてすみません、笑)

実体験

健康のために、走ることと毎日ヨガする習慣を作ろうと思いました。本のやり方を実践してみました。実は今まで毎年もそういう”決めこと”を数回もしてきたけど、長い時は2ヶ月、短い時は1週間で、全部習慣化できなかったです。(笑)

しかし、今回はちゃんと習慣化できました!8ヶ月が経って今も、ほぼ毎日ヨガをしていて、走っています。

  • まず、なんでヨガと走りをしたいのか、自問した
    それは今在宅勤務が続いていて、目に見える体の不調が増えている、一方で何よりも健康が重要で、家族のためでも自分のためでもあるから。
  • ゴールを設定するのではなく、アイデンティティーを設定した
    ”毎日ヨガをする”というゴールを設定しても、意味がない。なぜなら、ゴールがあるからできることではない、またゴールは只々の一文で、できなかったら何も思わない。
    一方、アイデンティティーを設定した「私は家族や自分のために健康を重視して行動する人」という自分のアイデンティティー設定した。アイデンティティーが変われば、そのアイデンティティーを失わないように意識が変わり、自分が変わる。
  • やれない日もやりたくない時があるが、”そういう時もある”と決めて、次の日または次の次の日は軌道に戻れば良い。
  • 2 second ruleを活用、”2秒ならやっても良い”と自分を騙す。走る気があまりない日でも、”走るのではなく、着替えるだけ、着替えるは2秒だけでできるし”と自分に聞かせて、その結果、既に着替えたら、もう迷わずに走りに行けた。(笑)
    人間の脳って面白いよね。

他にも色々本に沿って実践したことがありますが、一旦ここまで紹介します。

まとめ

自分の持っていた考えを覆してくれた良書でした。

この本のおかげて、昔より健康になったし、時間が増えた、大事にしていることが見えてきた気がしました。何よりも、自分を変えられない挫折感から脱着して、自分をコントロールできるという実感ができた。

暑い夏は家で、カフェでの読書は良い時間の過ごし方です、皆様にもぜひ読んでみて〜

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