読書：「Quit like a Millionaire」再現可能なFIREの実現道

こんにちは，下午好。🌼hanaです。

朝、目が覚めて、ベッドで仰向けのまま、”早く定年できたら良いな…”と心の中で願う…

のような経験がないでしょうか？（笑）

自分はよくそういう願いがあります。天気の良い日にオフィスの窓から外を見ながら、そう願っていました、雨の朝の出勤時もそう願っていました、月曜日の朝もいつもそう願っていました。。。。。。

そして、それらの願いはただの願いじゃなくなりました。今の自分にとって、仕事に束縛されず、自由に生きる、早く退職することはもう願い事ではなく、実現可能なゴールになりました。その手段は【FIRE】「Financial Independence, Retire Early」(経済的自立と早期リタイア)です。

今日はFIREの入門の本、かつ誰でも読んで真似できるFIREへの実現道を見せてくれた本をご紹介します。

Quit like a Millionaire

和訳は：FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド

本では、支出の減らし方と収入の増やし方（投資）などの実践できるやり方を紹介しています。

また、大学の専攻選びから、仕事とパッション（夢）との選択、不動産、医療保険まで様々な生活の場面について意見とFIREを実現するためのアドバイスを書かれています。

確かに一部そのまま使えない内容があります、例えばUSの年金、医療保険など国毎で違う内容、それから子供持つ人のFIREの実現方法が作者自分の経験でもない、部分的な話しかしていない内容などが挙げられます。

しかし、この本で得られるものは”欠陥”を十分補えることができます。例えば人生の様々な場面での選択の考え方、お金持ちになる道の種類、FIREの実現するための観点などたくさん挙げられます。

何せよ、他の本もそうですが、その本を100%同意して、100%を生かすことが不可能でやっても意味ないことだと思います。自分にとっての考えるヒント、何かの”きっかけ”を作れれば、良い本です。

　

Scarcity Mind-set (希少性マインドセット)

作者は中華系カナダ人のカップルで、主要作者は中国生まれのクリスティーさんです。

クリスティーさんは小学校高学年まで中国で過ごし、彼女が”Scarcity Mind-set”を持っていて、そのScarcity Mind-setは本でよく取り上げられています。

Scarcity Mind-setは直訳すると”希少性マインドセット”です。要するに、足りないことを不安に思い、その人の生活全般の考え、行動、選択は全部その”不安”に影響される、一種の病気と言ってもいいだろう。お金に対しても、愛情に対して、または人からの肯定に対しても、Scarcity Mind-setが存在します。

私も作者と同じ、お金に対してScarcity Mind-setがあります（笑）。もしかしたら多くの中国人はみんな同じかもしれません。

お金がないわけではないが、何かにお金を使いたいわけでもないが、一生懸命にお金を儲けようとします（笑）。なぜなら、不安があるからです。そのせいで、様々な選択において”お金”中心で考えちゃうのです。

一種の病気だと言いましたが、Scarcity Mind-setのおかげてもあり、作者も自分も、ある意味”強い”です。生活では人より数倍も節約していて、我慢強い、またクリエーティブ（節約するため脳を常に使っている、笑）、投資に熱心、新しい情報をとるために常にアンテナを張っていて、行動力もあります。🌲といろんな人に言われたことがあります。（笑）

誰でも自分の”癖”と”病気”がありますが、私たちのScarcity Mind-setのように、ネガティブな面もあれば、上手く活用できれば役に立てます。例えば買い物の癖がある場合、何度も何度も買い物しているから、”買う力”が育てられていて、それもFIREを実現するときに（投資など）に活かせるかもしれません。自分は自分のまま、自分の”癖”を生かして、行きたい道を行けば良いと思いました。

　

支出を正しく減らそう

支出は大きく３種類：

• ベースライン：水道、電気など生きるために必要な支出
  →自分が”辛い”にならない程度まで最適化しよう。
  →”必要”をちゃんと定義しよう、一見”必要”なものも、実はなくても良い、固定観念を持たずに色々試しながら確かめてみても良いかも。
• happyの支出：自分に本当の幸福感を持つ支出
  →”モノ”より”コト”、体験にお金を使った方が幸福度が高く、印象にも残る。一方”モノ”は新しい支出を呼ぶだけ。
  →”予約”を活用しよう、happyの体験を最大限に味わうには、期待感も加えると良い！
• 予定なしの支出：”なんとなく”を徹底的に減らそう
  →持つモノをまず厳選しよう
  →支出をちゃんと把握して、それぞれの支出にちゃんと目的を明確させよう

お金の増やし方は人それぞれ

以下の三角形のように、お金持ちになるには、大きく３パターンがあります。

• Income（収入を最大化）：起業家が代表、お金持ちになるのが早い一方、実は支出もものすごく多い。けど事業やビジネスを（何度も）立ち上げる力を持っている。
• Invest（リスクを活用）：不動産経営、個別株投資家が代表、リスクヘッジを上手く使って、お金持ちになっている。
• Expenses（支出を最適化）：FIREを実現した人たちが代表、FIREを実現する鍵は、貯蓄率です。いくら収入が多くても、たくさん使っていたらFIREには到達しにくい、逆に収入が少なくても、支出を最適化し、貯蓄率（投資などに回すお金も含めて）を最大化すれば、早くFIRE実現できる。

だから、高年収の仕事じゃなくても、自分の支出を最適化できて貯蓄率を高めることができれば、FIREは実現可能です！

夢を追う前に、お金を追おう

大学の専攻を選ぶとき、就職を考えるとき、たとえ夢があったとしても、まずはお金を追いましょう。

なぜなら、お金がない/少ない状態で夢を追っても、そのうち現実の壁にぶつかり、夢に100%にエネルギーと注意力を使えない、生きるために夢を諦めせざるを得ない。また、やりたいことは変わるかもしれない、10代の時の夢は20代になるとちがうかもしれない、やりたいことをやるために、お金が必要です。

だから作者も、作家という夢を一旦置いといて、エンジニアの専攻を選んだのです、FIREした後に、再度自分のやりたいことを考えたら、やはり作家でしたから、お金の心配なく全身全霊に作家ができて、そしてこの本ができて、他の本ももちろん、ある意味好きなことをやって、成功しています。

”好きなことを仕事にしよう”は嘘ではないですが、それはFIREした後で〜

4%でFIREを実現

FIREに関する本、文章などなら、きっとどれも4%原則を言及しています。ここで簡単に紹介します。

”年間支出が総投資額の4%の人は、95%の確率で資産が底をつくことがない”という調査・実験結果があります。言い換えると、年間支出の25倍の資産を投資に回せれば、95%で働かなくて生活できる（FIREできる）ことです。

自分の場合、年間支出額は約200万円だから、5,000万円を運用すれば95%の確率で資産がなくなることはないです。（利回り率は4%以上という前提、普通にインデックス投資すればクリアできるはず）

本では、作者は上記のScarcity Mind-setがあるから、95%の確率に不安を感じて、95%→100%にする方法も紹介していましたので、それらを活用できれば、絶対に、破産することなく安心してリタイヤできます。（笑）

まとめ

私の人生を変える本と言っても良いでしょう。

”FIREという生き方があるんだ”、

”世界旅行ってお金を儲けられるんだ”

”頑張れば30代でも定年できるんだ”

・・・・・・

と色々自分にとって新しい世界の扉を開けてくれた本です。

FIREに関して興味がある、お金持ちになることに興味がある、自由を手に入れることに興味がある、なら、ぜひおすすめしたい一冊です！

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