Kodak Gold 200の特徴と作例【フィルムレビュー】

フィルム

Kodak Gold 200の特徴

Kodak Gold 200はKodakが販売している安めのカラーネガフィルムです。ISO感度200で昼間の撮影に使える常用フィルムです。私が買ったのは36枚撮りです。Kodakのカラーネガの中では安めの方です。が、私が近所の写真屋さんで買った価格は¥1,650!(24年8月時点)これでもAmazon最安値よりも安かったんです。フィルム価格の高騰が激しい。

Youtubeを見ていると、北米などでは安いカラーネガとしてよく使われており、プロのフォトグラファーでも常用にしている方もいるみたいです。

写りは暖色寄りで、赤み、黄色みがかった独特の淡い仕上がりになります。

Kodak ColorPlus 200 との違い

すでにレビューしているKodak ColorPlus200はもともと途上国向けに作られたもので、Gold200とは同等のスペックだそうです。個人的にはGold200のほうが独特の黄色みや赤味が弱くナチュラルな色味なので、常用フィルムとしてはGold200が優れていると思います。以下のレビューも見比べてみて下さい。

Kodak Gold 200の作例

お盆の時期に撮ってきた写真で紹介します。

カメラはContax T2を使いました。コンパクトながらパキッとシャープな画が撮れます。全ての写真をContax T2の露出補正を+1して撮影。

データ化にはSony α7c2Tamron 90mm F2.8(Nikon Fマウント用)でスキャンしました。※Lightroomのフィルムスキャン用のプラグインNegative Lab Proを使ってカラー補正をしています。

上野 不忍池の蓮

不忍池で蓮の花がきれいでした。

夕暮れ時の不忍池を撮りました。Color Plusよりも赤み、黄色みが弱めの感じがします。過度にカラー補正しなくても、自然な色味を出してくれている気がします。

那須塩原の渓流

40℃近い気温が続く日に、涼みに行ってきました。

川に足を突っ込みながら撮ってます。
川原でピクニックしている人もたくさんいました。

裏磐梯

裏磐梯の五色沼やの近くをドライブしてきました。

真っ青な沼。北海道の有名なところ(名前忘れた)よりも圧倒的に青かった。
コントラストの高いシーンでもしっかり移りました。ハイライトに強い。
コバルトブルーが幻想的でした。
裏磐梯にあるカフェ。素敵なお店だった。
会津のシンボル、磐梯山。
磐梯山と田んぼ。

Kodak Color Plusよりは黄色味が弱いと思いましたが、田んぼの写真を見るとだいぶ強調されてる感じもします。それでもよりナチュラルな写りが、常用フィルムとして人気な理由なのでしょう。

まとめ

Kodak Gold 200Kodak ColorPus 200よりもナチュラルな色味で、常用で作品づくりに使えそうな良いフィルムだと思いました。ちょっと高いですが、今後常用するならこれを選びたいかも。

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