モンベル フードコジー:アウトドアで温かい食事を楽しむ

フードコジーとは?

モンベルのフードコジー

モンベルの「フードコジー」は、アウトドアで食事を温かく保温するための便利なアイテムです。簡単に言うとただの保温材でできた袋(保温カバー)で、標高の高い場所や寒い時期などの気温が低い環境でもお湯を注いだフリーズドライ食品(アルファ米やカップ麺)を温かいまま食べるためのものです。

登山やキャンプなどのアウトドアでの食事シーンでは、フードコジーが大活躍します。

カップ麺、アルファ米を保温できる

無印カレーと尾西のアルファ米の定番セット

お湯を注いだアルファ米やカップ麺をフードコジーに入れて蓋を閉めておけば、完成するまでしっかりと保温してくれます。

フードコジーがない場合、インスタント麺や、完成まで10〜15分かかるアルファ米などは完成する頃には冷めきってしまったり、お湯を入れてから時間通り待ったのに湯戻しが終わらずに硬いまま食べることもありました。フードコジーがあるだけで、気温が低くても風が強くてもしっかり調理、保温してくれるので食事をゆっくりと楽しむことができ、最後までアツアツのまま食べることができます。

パッキング、軽量化に役立つジップロックめしに使える

カップ麺やカレーメシなどのカップ容器はかさばるしゴミになって邪魔なので、中身をジップロックに移し替えて持っていきます。食べるときはコジーの中にジップロックを入れてに直接お湯を注いで食べます。ジップロックのMサイズがフードコジーにピッタリ合います。

テント泊のときなどに荷物の体積も余計なゴミも減らしておけるのでパッキングに便利ですし、このやり方なら袋麺など他のフリーズドライ製品も外で食べれるので、山ごはんの選択肢が広がります。

ジップロックのまま熱いお湯を注ぐのは難しいですし、保温もできなくなるので、フードコジーがあるからこそできるテクニックです。

※使うジップロックはどのメーカーのものでもいいですが耐熱温度100℃以上のものを使いましょう。

モンベルのフードコジーの特徴

白馬岳でカレーメシを食べるのにつかったとき

私がつかっているのがモンベルのフードコジーです。価格は1760円です。重量は35g。これまで日帰りからテント泊まで色んな山に持っていきました。

モンベルが出しているフリーズドライ製品「リゾッタ」に合わせたサイズで作られています。私が愛用している尾西のアルファ米もピッタリハマります。フードコジーで無印のカレーとアルファ米を食べるのがマイブームです。

他にもジップロックに入れたインスタント麺、カレーメシなどフリーズドライを食べるのに重宝してます。

内側はアルミが貼ってあります。尾西のアルファ米がいい感じで収まる。

ザックの生地に使われるモンベルの独自素材バリスティックナイロンを外側に、内側にアルミをつかっていて中綿として断熱材が入っています。単体で自立するくらい固めの作りです。

フードコジーの外側に使用されているバリスティックナイロン素材は、耐久性に優れていて、雑につかってますが破れたり壊れたりする気配は今のところないです。

少し気になるのは、蓋の部分が帽子のつばのようにに固くて曲がりにくいので、カップ麺など厚みのあるものを丸ごと入れるときがちょっと大変です。これのおかげで山で熱々のご飯をたべれるので、欠かせないアイテムです。

他のフードコジーと比較してみる

他社製品のフードコジーについても紹介します。

WANDERLUST EQUIPMENT スタンドコジー

日本のガレージブランドのコジーです。ジップロックを入れて食べるように設計された製品で、ジップロックのように自立しないものを入れていてもコジー単体で自立します。モンベルのものよりも底面が広いので、コジー単体の安定性は高いです。生地もXpacで耐久性もありそうですし、デザインもガレージブランドらしくておしゃれです。

保温材はアストロフォイルなので、モンベルのものと保温性はさほど変わらないでしょう。

出典:https://wanderlust-equipment.com/

BIG SKY Insulite SINGL SIZE

コジーのジャンルを作ったとも言える、UL登山界隈で一番メジャーなのがこのBIGSKYのコジーだと思います。

外側がアルミ、中がジャケットなどにも使われるプリマロフトで柔らかい作りです。

単体で自立するのは難しいですが、柔らかい分折り畳めるので収納には便利だと思います。

耐久性はあまりなさそうですが、値段はモンベルと同じくらいです。

出典:https://bigskyinternational.com/

Hyperlite Mountain Gear REpack

Hyperlite montain gearのコジーです。見た目はBIGSKYにそっくりですが、外側はザックの生地にも使われるDCFで、耐久性は非常に高そうです。中は服などに使われるシンサレートという中綿断熱素材です。こちらも単体では自立はしませんが、蓋部分が開いたときに手を通せるループになるため持ちやすい工夫がされています。BIGSKYを参考に改良した、といった感じでしょうか。日本で買うとめっちゃ高いです。

出典:https://www.hyperlitemountaingear.com/

他社製品と比べたモンベル フードコジー

モンベルのフードコジーの良いところは

  • 自立するので扱いやすい
  • バリスティックナイロンで耐久性高い
  • 他社と比べても安い

ということで、初めて買うには安心の商品だと思います。今のところは買い替えるほどの不満はないですね。個人的にはあらゆる登山グッズが、とりあえずモンベル選んでおけば安心と思います。

コジーといっしょに買うと便利なもの

フードコジーは少し底が深い作りの物が多いです。カトラリーとして、柄が長いスプーンやフォークを持っておくと食べやすくなります。

私がつかっているのはHumangearのゴーバイトDUOという製品です。スプーンとフォークがセットになっているんですが、連結することで柄が長いスプーンorフォークとして使えます。

私としてはスポーク(スプーンの先端がフォークみたいになっているやつ)よりも、ちゃんとスプーンとフォークが別々になっている方が麺を食べるときも使いやすくストレスがないです。

まとめ

モンベルのフードコジーは値段も安くで使いやすいので、フードコジーをつかってみたい方におすすめします。山ご飯のクオリティがアップしますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました