【フィルムレビュー】中判フィルム Kodak Gold200 120の作例

ガジェット

Kodak Gold 200 120の特徴

Kodak Gold 200はKodakが販売している安めのカラーネガフィルムです。以前、35mmフィルムのKodak Gold200レビューを行いました。

35mmフィルムでのレビュー記事です。

今回は同じKodak Gold200ですが中判フィルム(ブローニー)のレビューになります。

前回は35mm版のKodak Gold200の暖色寄りで淡い色味が気に入ったので、中判カメラでも撮影してみたいと思いキャンプに行った際に試しに撮影してみました。

Kodak Gold200の120サイズは5本セットで約¥7,260です。カメラにもよりますが、自分が使っているFujifilmのGS645Sの場合1本のフィルムで取れるのは15枚。計算上、写真1枚撮影するのに100円近くかかります。

それでも撮りたいと思わせる魅力が中判にはあります。自分はバラで1本だけ売っているお店を見つけて試しに購入しました。

Kodak Gold200 120の作例

今回のカメラはGS645Sを使って、適正露出ちょうどの明るさで撮影してみました。

私が使っているカメラの紹介記事です。

データ化にはSony α7c2Tamron 90mm F2.8(Nikon Fマウント用)でスキャンしました。※Lightroomのフィルムスキャン用のプラグインNegative Lab Proを使ってカラー補正をしています。

曇り空の中撮影しましたが、暖色系の色合いと、こってりした色乗りで雰囲気があって美しい。以前ContaxT2で撮影したときは露出を+1して撮っていて全体的に淡い雰囲気になっていましたが、適正露出で撮っているからかまた違う味わいがあります。

キャンプ場の様子

タープの中から見た景色

日の出のタイミングで写真を撮ると、山の間から見える朝日がレンズの効果でふわっと拡散して、幻想的な写真が取れました。

朝日が登るキャンプ場の景色
朝日の中、強風でひん曲がってるタープ

中判フィルムの大きさを活かした、解像感と滑らかな階調。さらにKodak Gold200の暖色系でこってりとした色乗りが合わさってなんともきれいな写真になりました。

まとめ

Kodak Gold200 120はお高い中判フィルムの中でも安い部類に入りますが、独特の色乗りと階調感で非常に美しい写真が取れます。

次は山で作品を撮るときにこのカメラを活かしたいと思います。

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