Kodak ColorPlus 200 特徴と作例

フィルム

Kodak ColorPlus 200とは

Kodakの低価格帯のカラーネガフィルムです。もともと新興国向けの商品だったそうですが、フィルム自体の取り扱いが少なくなってきた今は世界的に供給されているようです。

Kodak ColorPlus 200は36枚撮りで約1700円です。

似た名前のKodak Gold 200というのがありますが、他のレビューを見ていると移りは大きく変わらなそう。Gold200は36枚撮りで約2000円と少しだけ高いので、試して移りが悪くなければColorPlusをメインにしてもいいかもしれないです。

Contax T2で試します。

Kodak ColorPlus 200 作例

全ての写真をContax T2の露出補正を+1して撮影。

Sony α7c2Tamron 90mm F2.8(Nikon Fマウント用)でスキャンしました。色の編集はLightroomの有料プラグインNegative lab Proを使っています。

AeroPressでコーヒー淹れたり。

散歩中に撮影しました。露出を1段上げているのもありますが、全体的に淡い色味になって好みです。

ハイライトが少し黄色っぽい感じがこのフィルムの特徴なのかもしれません。

この花の写真だけ露出+2で撮っています。逆光だとContax T2の露出計が太陽の方に引っ張られて被写体が暗くなるので、明るめに撮ってちょうどよかった。

2段も上げているのにハイライトが飛んでいないです。スキャンしてデータ化するなら露出設定は高めに撮ったほうが失敗しないと思います。

粒子も小さくて、解像感も高いです。流石にEktarなどの高級フィルムほどではないですが、Kodakの一番安いフィルムなので、全然許せますね。

川沿いで。遠景を狙ったつもりがピントは手前でした。

使ってみた感想

露出+1以上で撮ってみて、デジカメスキャンの画質は非常に良かったです。

特に淡いパステルカラーのような写りと、ハイライトが少し黄色っぽくなる感じも、好みの写りでした。解像感もあり常用フィルムにぴったりだと思います。

一番安いColorPlus200で1700円という恐ろしい高騰具合ですが、やっぱりフィルムの写りは最高です。

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