iPhoneユーザーがAirPods第二世代から乗り換えたNoting Ear (Stick)を発売直後から5ヶ月使ってみた長期レビューです。
買った当初のレビュー記事はこちら↓
5ヶ月間毎日使ってみて気づいた良いところ
イヤホンのタッチ操作は便利
もともと使っていたAirPods 第二世代では、停止と再生くらいしかできませんでしたが、音量調整をイヤホン単体でできるのはやっぱり便利でした。特にランニング中や、移動中など、いちいちポケットからスマホ取り出さなくていいのは非常に楽。
AirPods第3世代でもできますが、イヤホン自体の価格差を考えるとこっちのほうが断然お得に感じます。
Apple純正でなくても、iPhoneとの接続はかんたん
AirPodsといえばiPhoneとの連携機能が強力で、Apple端末間の接続の切り替えは操作不要、自動です。コンテンツを再生した端末に勝手に切り替わります。
この連携機能がなくなって不便にならないか心配してましたが、意外と大丈夫でした。
iPhoneの「ショートカット」機能で作ったペアリングボタンを使えば、接続時にアイコンを1タップするだけですぐに切り替えが可能です。
5ヶ月使ってみて、ショートカットを使ったiPhoneとの接続で全く問題なく使えました。たった1タップだけですし、タップしてから接続完了まで5秒位待ちますがそれだけです。全く気にせず運用できました。
細長いケースはポケットの中でも意外と邪魔にならない
細長いケースの形状は、比較的平べったいAirPodsのケースに比べで邪魔になるのでは?と思っていましたが、使ってみると細長いおかげなのか逆に上着やズボンのポケットの中でも収まりがいいように感じました。
5ヶ月間毎日使ってみて気づいた悪いところ
やっぱり耳に入れる部分が大きい
自分は起きてるときも、ベッドに居るときもイヤホンをしてしまうスマホ中毒です。特にベッドで横いなっているときに気になるのですが、イヤホンが大きく厚みがあるので、イヤホンをつけてベッドで横になると耳が痛くなります。
これはAirPods第二世代では全く感じなかったことで、AirPods第2世代は装着したまま眠れてしまうほど小さくて薄い形状でした。小さすぎて外れやすいというレビューも多いAirPods第二世代ですが、ながら聴きの多いスマホ中毒者にはベストなイヤホンだと今でも思っています。
恐らくAirPods第3世代もサイズが大きくなったので、Ear(Stick)と同様にベッドでのながら聴きには向かないのかも。。。
細かな音量調整ができない
ベッドでのながら聴きでもう一つ気になったのが、Noting Ear (Stick)は細かな音量調整ができないことです。iPhoneでの音量調節は、AirPodsシリーズの場合は無段階調整できるのに対し、Noting Ear (Stick)は16段階しか調整ができません。
これの何が困るのかというと、Noting Ear (Stick)の最小音量(16段階中1段目)が大きすぎて、静かな寝室で聞いているとき、特に寝る前と寝起きの耳には音が大きすぎるんです。。。これがAirPodsなら、Ear(Stick)でいう1段目のさらに下の音量まで下げる事ができますし、細かな音量調整ができます。
※MacBookに接続しているときは、Ear(Stick)でも細かな音量調整は可能です。
自分のような人はめったにいないと思うのですが、例えば夫婦の寝室で妻が寝ている横で一人でYoutubeを見ているときなど、寝る直前なので脳への刺激を減らしたいので小さい音量で聴きたくなります。Ear(Stick)の最小音量は、そんな寝る前の耳には大きすぎます。
この細かな音量調整ができるかどうかが、ながら聴きユーザーには大きな差になると思います。
充電ケースの蓋を締め忘れて、そのまま電池切れがち
AirPodsを使っていたときは、ケースの蓋を開いたまま置きっぱなしにしたり、そのままポケットに入れてしまうことは基本的にありませんでした。蓋が閉まりやすい作りをしているし、マグネットで自然に閉まるように設計されていましたるからです。。
それに対してEar(Stick)は、自分でケースの蓋を回さないと蓋が閉まることはありません。つまりケースの蓋の閉め忘れが多発するのです。
それによって何が起きるかというと、ケースが開いている間ずっとケース自体がスマホと接続した状態になってバッテリーを消耗してしまうのです。つまり、気づいたら勝手に電気切れてたということが起きてしまう。これは回転式ケースの結構致命的な問題だと思っています。
イヤホンで音楽を聞いていて、充電しようと思って気づいたらケースの充電が切れていたことが何度かありました。
あと最近気づいたのが、きちんとケースを閉じていてもPCとのペアリングが切れていない場合がありました(不具合?)。これはつまり、ケースを閉じてもPCと接続されっぱなしになって電池を消耗している場合があるということになります。このあたりの品質はちょっと気になります。
Nothing Ear (stick)に向いている人
AirPodsが高すぎると思っている人
自分がNoting Ear (Stick)を買った理由がこれですが、イヤホン本題のボタン操作など、AirPods第3世代ほしいけど高すぎると思っている人にはとてもおすすめできます。
最初のレビューでも書いたとおり音質はAirPodsと遜色なく非常にいいですし、使い勝手はほぼ同じで1万円近く安いです。
Nothing Ear (stick)に向いてない人
起きてるときも、ベッドの中でもイヤホンをつける人
自分が一番後悔している部分は、寝ながらイヤホンを使うときに何かと不便なことです。
原因は上に書いたとおりで、イヤホンが大きいので耳が痛くなる、AirPodsのように小さい音量で再生できない、の2点です。
この不満が受け入れられない人は、iPhoneユーザーであれば素直にAirPodsの購入を検討するといいでしょう。
自分のようにイヤホンつけっぱなしで生活する人はこちらの記事を参考に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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