旅の記録 瑞牆山&金峰山

登山好きならせっかくのGW連休は泊まりで山に行きたいですよね。

5月頭は2000m級の山や周辺のテント場にはまだまだ雪が多く、自分のようなライトなハイカーにはテント泊は難しいところです。そんな中、残雪も少なく快適にテント泊登山可能な候補として、富士見平小屋を発見。

1泊2日で瑞牆山と金峰山を一気に登ってきたのでご紹介します。

富士見平小屋テント場について

今回選んだテント場は富士見平小屋です。

小屋の正面
木々の中のテント場は広く、程よく木陰になっており快適

富士見平小屋のいいところ

  • 山梨県にあり、公共交通機関(電車、バス)、車のどちらでもアクセスしやすい
  • 水場、トイレ、売店も揃っており、テント場も広いためテント泊初心者も安心
  • 登山口から山小屋まで30分と近い!テントを設営したあとは余計な荷物をテント場において、軽い荷物で山頂を目指すことができます。
  • この山小屋をベースにして、瑞牆山、金峰山という2つの百名山を一気に制覇できます

GW時期に雪の無いテント場と登山ルートというだけでも貴重ですが、これだけテント泊登山に良い環境が整っているので人気なのも納得。

ルート概要

ルートは地図の通り

  • 1日目:瑞牆山荘駐車場〜富士見平小屋〜瑞牆山〜富士見平小屋(1泊)
  • 2日目:富士見平小屋〜金峰山〜富士見平小屋〜瑞牆山荘駐車場
赤線が1日目、青線が2日目
転載元:Yamap

初日は昼(12時ごろ)に瑞垣山荘駐車場に到着し、30分ほど歩いて富士見平小屋についたらすぐにテントを設営します。GW期間でしたが、一応平日だったので空いていました。

今回のテント(ステラリッジ)とアタックザック

昼食を食べたあと、アタックザックに最低限の荷物を詰めて瑞牆山へGO。

そびえ立つ岩を見ながら、岩場を登っていきます。
瑞牆山山頂からの眺め
天気が最高でした。

17時頃に瑞牆山から戻ってきたらテント場で夕食を食べ、一泊します。

テント場に帰還後、富士見平小屋オリジナルのビールを頂く。

翌日は夜明けとともに起き、朝食を食べたら、再びアタックザックを持って金峰山へGO。

金峰山へ向かう途中。美しい苔の森の中を進みます。

途中、鎖場や、わずかですが残雪を越えて金峰山付近の稜線へ。この時期に登るのであればチェーンスパイクは持っていきましょう。

残雪が残っている部分もありました。

稜線は景色が素晴らしく、八ヶ岳、南アルプス、富士山すべてがきれいに見渡せました。

八ヶ岳が見える
歩いてきた稜線の全景。左に南アルプス、右に八ヶ岳
金峰山山頂の景色。富士山がきれい

景色を楽しみながら稜線を歩き、再び富士見平小屋に帰還(12時頃)。そのままテントを撤収して下山しました。

テント場と登山口が近いおかげで、フル装備で歩いたのはたったの1時間程度でした。

この後麓の食堂で昼食を取り、地元の日帰り温泉に立ち寄ってから帰りました。

持っていったギア

今回使ったザックは山と道Three。本当は山と道miniで行きたかったんですが、夜の寒さにビビってドーム型テント(モンベルのステラリッジ2)を持ってくことにした結果、容量の大きいThreeを使うことにしました。

もっていったギアたち。軽量化を勧めているところ。
パッキング後。パックウェイトは8.5kg程度。

テントはlunar solo(Six Moon Designs)でもよかったかなーと行ってから後悔。テント場にもいくつかlunar soloがありました。

今回の旅のMVPは、モンベルのバーサライトパック15。小さくたためて、軽く、背負心地も良い。デザイン以外は最高です。

まとめ

  • GWには瑞牆山、金峰山の登山がおすすめ
  • 富士見平小屋はテント泊初心者でも安心、快適
  • 金峰山の稜線からの景色は絶景

春夏秋の3シーズンで富士見平小屋、瑞牆山、金峰山はおすすめです!

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