読書:Digital minimalism ”人間”に戻るミニマリズム

こんにちは~下午好、🌼hanaです。

今日まで今年読んだ本は19冊になります!今年はコロナで外出が減ったけど、読書の時間が増えたのも、一つの良い収穫ですね。

その中、私の上半期の The BEST をご紹介します

Digital minimalism デジタル・ミニマリスト

和訳名:デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

作者はCal Newport氏は MITで修士・博士を修了、今はジョージタウン大学のコンピュータサイエンスの准教授です。そして、作者の何がすごいかと言いますと、ものすごい生産性が高いことです。具体的に紹介しますと、作者は MITで博士の研究を進めると同時に、1年で最大18本の論文を発表、本を1冊出し、さらに子育てもしているのに、毎日は5:30以降は働かない、週末もほとんど仕事しないことです。この抜群の生産性に興味がある方は、作者の『Deep work』という本がおすすめです。また今度この本も紹介したいです。

少し本題から脱線しました(笑)が、Digital minimalismの話に戻りますと、作者のもう一つ独特なところは、SNSを一切やっていないことです。本当に、彼にとって有意義で代替不可能なものしか、彼は使っていないことです。

本当の人間に戻る

本の中で最も印象に残ったのは、情報が溢れる社会にいる私たちは、すでに本当の”人間”でなくなったという話です。

あなたもそうなっていないか?

  • 携帯がそばにないと、不安になる
  • 1秒2秒の隙間でも、無意識的にスマホに手を伸ばす
  • Instagram、Twitter、Youtubeを”5分だけ”のつもりで見ていて、気付いたら既に30分経過。でも何を見たの?何を覚えたの?と聞かれると、頭が空っぽで答えられない
  • 上記のSNSを使って友達と繋がっているけど、なんだが虚しい。むしろ昔より寂しく感じる
  • 自分の気分と感情は昔ほど安定しなくなった、イライラになりやすい、焦りやすい

この本を読むまでの私は、全部当てはまる状態でした。

本を読むまでの私は、ミニマリストになりたいので、モノが少ないが、一方スマホに沢山のアプリがありました。また、”一人の時間”がなくなっていました、たとえ一人でヨガをする時でも、音楽をかけたり、Youtubeを流したり、なにもInputがない、ただ”私”だけの時間がなくなっていました。

そして、本を読んだ後の私は、やっと本当の人間、そして本当の自分に戻ったと実感できました。怒りやすくなくなり、焦りや少なくなりました。1日スマホを見なくてもOK、また、仕事の生産性も上がりました。昔よりより自分の好きなものを楽しむことができました。

この本を読んだら、あなたも、きっとそうなれます。

”使えるかも”じゃなくて、”必須”+”ONLY”で選ぶ

ミニマリストの哲学と同じ、”いつか使えるかも”、”持ってて損がないから”という考えで何もかもスマホに取り込み、生活の中に取り込むのではなく、”〇〇という時に確実に必須”且つ”他の代替品がない”ものだけを使います。

なぜ持っているもの(デジタルの各種Input)を減らす必要があるかと疑問を持つかもしれません。

理由は、減らすことで、人生の質を高めることができるです。あなたのエネルギーを本当に大切なモノ・コトに使うことができるからです。モノの場合、モノが多ければ多いほど、メンテや保管、利用(選んだり使ったり)手間が増えます。これらの手間はお金も、注意力や記憶力などの人のエネルギーを知らず知らずうちに消耗しています、人のエネルギー(例えば注意力)は上限があり、消耗されたエネルギーは本当に重要なこと(例えば家族のケア、自分のこと)に使えなくなっています。

デジタルの場合もそうです、SNSやニュース記事、Twitterなど、ずっとInputされ続けている場合、自分の時間もエネルギーも実は消耗されています。結局1日中Inputされているのに、結局何も実になっていないことになります。

多ければ多いほど良いわけではなく、マイナス思考の癖が重要ですね。

「いいね」は呪い?

SNSで昔の友達と繋がった、現実の友達の数を超える数の”友達”がネット上で作れた、などなどからの嬉しさがありますが、それらは本当の社交ではないです。人間は生まれつきで、社交を望んで活動するが、ネット上の”いいね”と断続的なチャットなどは人間の脳に”社交の満足感”をもたらすことができないです。本当のFace to Face、声での会話でしか、満足感を得られないため、たくさんのいいねをゲットしたとしても、最初は嬉しいが、その後はもっと寂しく感じるのです。

だから、作者は、”いいね”を押さないことを推奨しています。私も最初”本当?”と思っていましたが、読んだ後は、基本的に納得しました。(笑)

まとめ

この本はなぜデジタルミニマリズムが必要か、どうやってデジタルミニマリズムを自分のものにできるかを詳しく説明していて、中に多数な例があり、共感しやすくて読みやすいです。

本を読んだ後私の今のスマホのホーム画面のページ数はぎっしりの4→すかすかの2になりました。例えばInstagramも、画面からなくなったです。週に一度だけ、決まった時間でInstagramを見ています。

そして、本を読んだ後の私は、久しぶりに何もしない、ただぼーとする時間を作ってみました。マインドフルネス相当ですね。Inputが減れば、自分の内心が見えてきたと思います。

旦那の🌲にもお勧めしているが、まだ読んでくれていないです(笑)。。。今度読んでくれたら、彼の感想も更新したいですね。

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