ネット上にレビューがあまりなかったので書いてみました。高い買い物なので皆さんの参考になれば。
快眠を求めて新しい枕 ロフテーLT-040を購入
ロフテーってどんなブランド？
ロフテーはマットレスで有名なエアウィーブのグループ会社で、創業1928年の老舗の枕メーカーになります。枕探しを始めるまで全く聞いたことがありませんでしたが、色々と枕を比較してこちらのメーカーの製品を買うことに決めました。
快眠枕LT-040
買ったのはロフテーの標準ラインナップの中でも、中身がエラスティックパイプという小さなパイプがたくさん入った枕になります。
パイプ枕と聞くと、自分が最初にイメージしたのは硬いプラスチックの入ったザクザクした感触のする枕です。パイプ枕といえば硬くて通気性がいい枕（そば殻枕も同じ系統ですね）と思っていましたが、ロフテーのLT-040に使われているパイプ材は非常に柔らかい素材でできており、通気性の高いパイプ材の枕でありながら、低反発まくらのようなやわらかな触感を持っている、ハイブリッドな素材になっています。
また、枕の中身は5つの部屋に別れていて、首元、頭の下、頭の横、とパイプ材の量を変えてあります。これによって、頭の横＞首元＞頭の下の順で高さが低くなるようになっていて、仰向けのときは首元をサポート、横向きのときは肩幅に合わせたちょうどいい高さで寝れる用になっています。サイドスリーパーの自分にはピッタリ。
枕の選び方、他社製品との比較
自分が元々使っていた枕はテンピュールのミレニアムネックピローという、高級枕の中では超定番商品です。
少し前までは高級まくらといえば低反発、というくらい低反発素材の枕が流行っていて、その中でもテンピュールは非常に人気の商品でした。当時はIKEAの安い枕を使っていましたが、
ミレニアムネックピローは名前の通り首のサポートがしっかりとした枕で、仰向けでの寝心地が良いのはもちろん、横向き寝がし易い形状に設計されていてサイドスリーパーの自分はこの枕で毎日ぐっすり眠っていました。
ミレニアムネックピローの不満な点
暑い時期にとにかく蒸れる
ミレニアムネックピローの売りである首に密着するサポート形状が裏目に出て、夏場など首元が熱くなります。しかも低反発のスポンジは通気性が低いのでとにかく蒸れる。そのため汗かきな自分は首元に寝汗かきまくりで、特に夏場に快眠できない感じがしていました。
本体を洗えないので不衛生
上に書いたように蒸れやすい枕であるにも関わらず、ミレニアムネックピローはカバーしか洗うことができません。ずっと使っていると、カバーだけでは寝汗をガードできるわけもなく、本体のスポンジも汚れていってしまいます。その結果、汗の匂いがついてしまって取れない状態になってしまいました。
探していたのは「通気性がよく」「丸洗いできる」「横向き寝しやすい枕」
ブレインスリープなど、スポンジ素材の枕たち
候補に上がったのは、ブレインスリープやエアウィーブピローなど、今はやっている目の荒いスポンジ素材の枕です。これらの製品は見た目の通り通気性抜群の構造をしており、低反発枕と違い丸洗いもOK。調べ始めはこの素材しか選択肢がないと思っていました。
実は進化していたパイプ素材の枕たち
その中で見つけたのが、柔らかいパイプ素材の枕たち。これらの素材をエラスティックパイプと呼ぶそうです。製品の例を挙げると、西川のファインスムーズ、ロフテーのスタンダード枕などがあります。パイプ枕は通気性がよく、丸洗いできることはわかっていましたが、「硬い枕」という印象があって見向きもしていませんでした。
ところがたまたま店頭においてあった枕を触ってびっくり、低反発枕のような柔らかな素材のパイプ材枕が売っていたのです。ゴムのような素材でできたパイプ材を入れることで、通気性と柔らかさを両立しています。(エラスティックパイプ、またはエラストマーパイプと呼ぶそうです。要はゴム製のパイプです。)
スポンジ枕と同じで通気性がよく、丸洗いOK。一気に候補に浮上しました。
ロフテーに決めた理由
スポンジVSパイプ
メッシュ素材の候補になっていたブレインスリープは￥33,000でとにかく高い。頭に沿う形状など作り込まれている感じはありましたが、ちょっと高すぎる。より安いエアウィーブ（S-LINE）の場合は、似た素材ですが形状はフラットで、実際試しに寝てみても首をサポートされている感じや、横向き寝し易い感じが無く、スポンジ材はいい選択肢がないというのが結論。
パイプ枕の中でロフテーに決めた理由
パイプ素材の枕の中でもロフテーに決めた理由は、細かい部分で他のメーカーより良かったためです。
- デフォルトのカバーが通気性のいい素材（西川のカバーはせっかくのパイプ枕なのに、カバーに綿が入っている。。。蒸れる要素追加されている。）
- ５つのポケットで作られた高低差が自分の頭にフィットした。特に首元のサポートが◎
- 枕の横幅とサイドの高さがちょうどよく横向きで寝やすかった
などなど、細部まで納得行く作り立っだため西川の枕に比べて割高でしたが、こちらに決めました。
ちなみに価格は西川が￥22,000、ロフテーが￥28,600。価格差６０００円ありますが長く使うならこだわろうと思い、ロフテーに決定。ネットで買うなら楽天マラソンなどのポイント還元があるときに買うと良いでしょう。
まとめ
広告撃ちまくりで認知度高いブレインスリープでなく、あえて別ブランドを選んでみましたが、これから毎日使ってみてわかったことも今後書いていきたいと思います。枕選びの参考にして下さい。
コメント