パーゴワークスBuddy22はとにかく使い勝手の良い軽量バックパック
Paago Works(パーゴワークス)のBuddy22は、容量22Lのバックパックで山であれば日帰り〜小屋泊に、街では通勤や日常で使えるバックパックです。
価格は¥19,800です。重量は660gと見た目の割に軽量です。
上半身で荷重する設計なので、ウェストベルトはあくまで揺れ防止のもの。自分はウェストベルトを外してずっと使っています。
元々は日帰り用のザック兼、普段遣い用として買いました。
これまで購入して4年ほどずーっと街でも山でも使い倒しています。なんだか物足りない気がして新しいザックを買うんですが結局はこのザックに戻ってきてしまう。。。様々なシーンにフィットする使い勝手の良さで、全てが完璧なバッグとは言えないけれど、これを買っておけば後悔はないバックパックだと思います。
Buddy22のいいところ
幅広いシーンで使える絶妙な容量とポケットの配置
いつも結局Buddyを持ち出してしまうのは、絶妙な容量のおかげだと思います。
片側に500mlボトルが2本入る大容量のポケット、フロントの大きなポケットも全部使えば小屋泊に十分使える大きさです。
容量を減らしてもコンプレッションをしっかりできるので、日帰りでもザックがブレることなく気持ちよく歩けます。ザックのサイドにつけたドローコードに加えて、フロントポケットの金属のフックを掛ける位置を調整することで縦方向にもコンプレッションできます。
背面側のポケットはウォーターキャリーが入るだけでなく、13インチのノートPCもちょうどよく収まります。このおかげで、旅行の際にメインのバッグとしても活躍してくれました。
カメラクリップがつけられるちょうどいい硬さのハーネス
自分は山には必ずカメラを持っていきますが、そのときに便利なのがカメラクリップです。ショルダーハーネスに一眼レフを固定できるようにするアクセサリーで、自分が使っているのはPeak DesginのCapture V3という商品です。
Buddy22のショルダーの硬さと厚みはカメラクリップが取り付けやすいので、とっても重宝しました。
雑に使える丈夫な生地
330Dのロビックナイロンは厚めの生地で、ほつれたり破れたりする感じは全く無く、縫製もしっかりしてます。傷や汚れを気にせずガシガシ使えるとはまさにこのこと。サイドポケットのメッシュも丈夫で破れる気がしません。
外して洗える背面パッド
背面パッドを外して洗えるもの非常に使いやすくて便利です。
山から帰ってきたらとりあえず水でザッと流して、干しておけばすぐ乾きます。
Buddy22のいまいちなところ
雨に弱い生地
生地に使われている330Dのロビックナイロンは撥水性があまりなく、雨に降られると綿の布ように保水してしまいます。ザック内の荷物はパックライナーなどで守っているので良いのですが、一度濡れるとザック自体が全然乾かない。。。ここはX-PACやDCFなどの保水しにくい生地に比べるとイマイチです。
※過去に限定モデルで生地をXpacにしたVer.を販売していたみたいです。個人的にはXpac版をおすすめしたい。
ショルダーハーネスが少し硬いかも
ショルダーハーネスが硬めなので、小屋泊などで重めの荷物を背負ったときに特にショルダーの内側の部分が方に食い込んで痛くなります。もう少し柔らかい素材にして欲しいと思いました。
ショルダーが硬いおかげで、Peak DesginのカメラクリップCaptureを取り付けやすいメリットもあります。
※最新のモデルでは、ショルダーハーネスがトレランザックのように幅広になったようです。カメラクリップが付けにくくなったようですが、背負い心地は改善されているようです。トレランザック感が強まると、街で使いづらいデザインになるので個人的にはマイナスポイントかな〜と思います。
まとめ
抜群の使いやすさとガシガシ使える丈夫な生地で、ついつい使ってしまうBuddy22。初めての日帰りザックにおすすめしたいです。日常使いも十分できて、山に登らなくなっても損することがありません。
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